昨日の夕飯で玉子焼きが出ました。家やお弁当で玉子焼き出ると、毎回僕は少しワクワクします。
この玉子焼きは甘いのか、しょっぱいのか予想をしてから食べます。当たればシンプルに嬉しいし、外れても予想外の味が来たときのドキッとする感じも好きだから、それはそれでいい。
元々僕の家の玉子焼きは甘くて、小学5年くらいまでは玉子焼きとは甘いものだという先入観がありました。
そうだったので、サッカーの試合で友達の弁当の玉子焼きを食べたときは衝撃でした。
そのときは美味しいとか不味いとかではなく、「しょっぱい!」という驚きしか覚えていません。これがしょっぱい玉子焼きとの出会いでした。
ただこのときはまだ玉子焼きは甘くあるべきという自分の思いが強く、しょっぱい玉子焼きの存在を認めてはいませんでした。
僕の中でしょっぱい玉子焼きが甘い玉子焼きと同等の今の地位を築いたのはその数年後、大学生になったときでした。
そう、だし巻き卵との出会いです。居酒屋で食べたあのだし巻きのおかげで、僕としょっぱい玉子焼きとの確執は一瞬で解消されました。
それからはしょっぱい玉子焼きの存在を受け入れ、今のように2種類の玉子焼きを楽しむことができるようになりました。これが、僕としょっぱい玉子焼きとの関係になります。
ちなみに昨日の玉子焼きは、しょっぱい玉子焼きでした。