こんにちは!カン太郎です!
僕が現場監督を始めてかれこれ6年が経ちました。
これまでの現場では下っ端として働いてきた僕にも、ついに後輩ができることになりました。
これで少しは業務が楽になるだろうと期待をしたのも束の間、所長から衝撃の事実を伝えられました。。。
なんと全く建築の知識が無い子が二人来るとのことです。。。。
ま~たまた、新卒の社員が現場に来るなんて当たり前のことだろー。と思ったそこのあなた!!
それどころの騒ぎでは無いのです!
以下、二人の略略歴になります。
・22歳 文学部卒の女の子 (A美ちゃん)
・20歳 音楽の専門学校卒の男の子 (B太君)
なんということでしょう。
どういう風の吹き回しで建設現場に来ることになったのか分からない経歴に僕も上司も驚きでした。
2024年問題、働き方改革の一環で現場の負担を減らしていくための増員みたいなのですが、早くも育成業務が増えるだけなのではと不安が胸によぎりました。
とは言いつつも、どんな仕事を頼んでいこうかと思案する中、二人の初出勤日を迎えました。
A美ちゃんは華奢でギャルっぽい感じの女の子。B太君は学生だなーって感じのニキビ跡多めの男の子です。
(上の写真はイメージです笑笑)
B太君は言葉の節々に学生っぽさを感じるものの受け答えもしっかりしていて、教えていけばそれなりに頑張ってくれそうな感じです。
一方でA美ちゃんですが、、、まず動きがぎこちない。
言葉で伝えるのが非常に難しいのですが、普通に歩いているだけでも運動神経悪いんだなーってわかる感じ。。。
ロボット?メカっぽい感じなんです。
そしてそんな予感は的中し、朝礼が終わって杭工事中の現場を3人で案内していると、A美ちゃんだけ躓くこと躓くこと。鉄板の段差、安定液を流しているホースとありとあらゆる段差で躓いています。
『足元注意してねー』と伝えると、鉄筋カゴに頭をぶつけます。絵にかいたようなドジっ子です。
経歴通り建築の知識はからっきしとのことで、
『まだまだ最前線を離れる日は遠いなー』、『なにから教えてあげなきゃいけないんだろうなー』と既に業務を頼むことは諦め、
今まで以上に大変になることを悟った僕。
後輩であったり、教えたりすることは全く苦ではないのですが、この業務量の中でどこまでそれができるか、それだけが不安です。
まあ、二人の成長が将来の自分の労務削減になるので、二人には一刻も早く独り立ちしてもらおうと思います。
僕の教育力が試される今。
二人がやる気いっぱいなことにせめてもの喜びを感じながら、僕の不安いっぱいな先輩ライフがスタートします。
これからどうなるのか、僕も楽しみです。
後輩君ちゃんの成長記録もまた記事にしていきますね。
それではまた!!