R4一級建築士製図試験を終えて

3度目の正直!結果は。。。

こんにちは!カン太郎です!10/9に一級建築士製図試験を受験してきたので、振り返っていきたいと思います。

今年は難しかった?全体感を振り返る。

今年で3回目の受験。「高齢者介護施設」「集合住宅」、そして今年の「事務所ビル」。あくまで僕の3回の受験経験の中ではありますが、格段にエスキスの難易度が上がった気がしました。

階数の未指定、南北からギリギリの道路斜線、面積要求はほぼ全て以上での要求、サプライズの杭基礎。ただ、逆に考えると条件が増えた分プランの自由度は狭まったのではないかと。僕は図面の復元をしていないので試験中のエスキスプランを載せておきます。

消火ポンプ室がなかったり、レストランのサービス用駐車場がなかったり、ってのは製図中に工事をしました。ここまで行くのに事務室の面積検討、階高、天高、梁せいの設定やら考えることが多くて。。。

去年は西側の道路斜線さえ気を付けておけば特段問題なくプランニングにも困らなかったので、今年はさらに最上階のプランニングも細かくて難易度のアップを感じました。

次からは今年の試験での僕のミスを反省していきます。

やらかし①:陸持ち柱やってしまったかも

陸持ち柱について簡単に説明すると、一般的に主要構造部となる柱は上階での応力を基礎に伝達する役割を持っています。

つまり柱は原則基礎までつながっていなければいけません。直下に柱のないところに柱を立ててはいけないというのが一般的なルールとなります。

陸持ち柱について詳しく知りたい方は別途記事を近日中に書きたいと思います。

今回の試験では無柱空間の事務室が中間階に出てきたため最上階のシェアオフィスについても直上にあたる部分については柱を抜かなくてはいけません。

もちろん分かってはいたんです。もう一度言います。分かってはいたんです。

ただ作図のときに屋上庭園にと接する外周の柱だけはなんか書いた気がしてならないんです。正直な話全く覚えてません。
ただ、賃室cが外部に面するところに柱があった気がして、、、。まあこればっかりは今となってはさっぱり分かりません。もう一回答案が見たい限りですが、大きな不安要素としてミスに入れておきます。

やらかし②:最小離隔距離見落とし、記入漏れ

やってしまいました。。。見落とし。

もうマーカーすらしてません。最悪ですね。過去二回で見落としはなかっただけこれに気づいたときは相当凹みました。

やらかし③:レストラン内のトイレを厨房作業員用のものと勝手に解釈。

これは一番最後に気づいた間違い。まずは写真を見てほしいです。

厨房、食品庫、従業員用休憩室兼更衣室、ときて最後にトイレとだけ書かれています。

試験中の僕は完全にこのトイレを従業員用のものと勘違い。今見返せば客用のトイレが必要なことは明確ですが、この流れで「トイレ」の一言は絶対に悪意ありますよね。これに引っ掛かった人っていないんですかね。事務室の面積なんかよりこっちの方が圧倒的にフェイントの気がしてます。まんまと試験元にしてやられました。

まとめ

去年の試験が簡単すぎて既受験者の有利がほぼなかったため、今年は難しい課題だと嬉しいなーと思っていたので課題文読み終わったときは『お、今年は初年度の人は難しそうだぞ』と思っていたら自分が落とし穴に落ちてしましました。

そういうところが2回も試験に受からない原因なんだなーと改めて感じました。去年おととしは、それなりに手ごたえあったのですが今年は普通にダメそうですね。来年は学科試験を受けるかどうか。。。。。まあしばらくは休日を満喫したいと思います。

受験生の方をはじめ、気になったところあればコメント等お待ちしてます。

それではまた!

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